2020年度 事業実施の方針

特定非営利活動法人としての11年間の活動を踏まえ一連の事業を引き続き着実に実施する。同時に、法人の活動内容について活性化を図ると共に積極的に広報活動を行い、会員の拡大を目指すとともに、運営体制および事務体制の強化をめざす。さらに、昨年度組織した「中長期課題対策タスク・フォース」を中心に、オンラインも活用して本学会の課題の洗い出しを行い、学会発展のための対応策について検討を行う。

事業内容としては、研究成果の発表および関係者の相互交流のために、全国大会を実施する。ただし、新型コロナウイルス(COVID-19)による国内の感染拡大に伴い、春期全国大会はキャンセルし、秋期全国大会をより充実した内容として実施する。また、来年度に北海道において開催予定のISAGA(国際シミュレーション&ゲーミング学会)サマースクール開催準備を予算として計上する。さらに、研究成果の発表の場として学会誌『シミュレーション&ゲーミング』を年度内に2号刊行するとともに、バックナンバーを含めた学会誌のJ-STAGEへの掲載を引き続き行う。さらに、学会賞などに加えて、フェロー制度の整理に伴いフェロー授与を再開することから、それぞれの授与式を執り行う。

情報提供活動としては、ニュースレターの発行や、メーリングリストを活用した情報提供、Webページの定期的な更新を行う。加えて、優れた研究成果や優れた業績を有する個人ないし団体に対する表彰、学会内研究会への助成を実施する。

運営体制および事務体制の活性化および強化のため、昨年度と同様、それぞれ委員会の活動経費を割り当て、さらに理事会参加者への旅費援助およびアルバイト等の雇用経費、事務委託経費を予算に計上した。また、来年度の第8期理事会へ向けて、予備費を充てて理事選挙を実施する。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です